皆さん、おはようございます。毎日、世界の女性と子供を幸せにするために頑張っていただき感謝いたします。

　さて先日、当講座120周年記念動画作成のために、鎌倉の円覚寺に行って参りました。ビデオ作成委員会の長谷川先生、野口先生、井上先生、白石先生、そして撮影スタッフの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。田中先生と一緒に円覚寺の蓮沼師からお話をお聞きしました。初代の樋口繁次教授は円覚寺の釈宗演老師のもとに通い、いろいろな教えをいただいていたらしいです。釈宗演老師は経済界の方々や政治家の方々にも説法をされていた有名な師であったらしいです。樋口繁次教授も初代教授として今後の講座運営や医学の発展のために貴重な意見を賜っていたのだと思います。仏教には慈心妙手という言葉はないそうですが、慈しむ心、慈心という言葉はあるそうです。おそらく医学の発展、特に手術の腕を上げることの大切さを意味する妙手という造語を合わせ、慈心妙手という言葉を樋口繁次教授に捧げたのでしょう。素晴らしい天気のもと蓮沼師のお話を聞きながら、まるで120年前にタイムスリップしたかのような安らかな気持ちにひたりました。皆さんもこの伝統のある慈心妙手という言葉を忘れずに毎日を過ごしてください。それでは今週も頑張りましょう。