AIKOU’s voice

2023.11.27

朝カンファレンス

 皆さんおはようございます。毎日世界の女性と子供を幸せにするために頑張っていただき感謝いたします。

私は今週の水曜日から台湾で開催されるEAGOTの会議とASGOの学会参加のためにまた留守にしてしまいますが、皆さん何卒よろしくお願いします。

 先日、世界有数の経営大学院インシアードが発表した「世界人材競争力指数」報告書で、対象となった134か国のうち日本は26位と3年連続で順位を落とし、アジア地域でも韓国に抜かれ3位になったというちょっと残念なニュースがありました。人材力とは人材を獲得、育成、維持する力だそうですが、われわれ産婦人科医はそのようなことのないように努力しましょう。日本の妊産婦死亡率は世界でもトップレベルの低さで、これは皆の努力の賜物です。世界にその日本の医療レベルの高さをアピールしながら、国際レベルの共同研究などを積極的に行い、これからも周産期、生殖、腫瘍、女性医学の分野で互いに切磋琢磨しあいながら成長していってほしいと思います。そして若い先生方の新しいアイデアを吸い上げ、新しい方法を積極的に取り入れ前に進んでいきましょう。
 それからもう一つ、先週は名古屋大学の梶山教授の講演があり、基礎と臨床の両面からとても示唆に富むお話をしていただきましたが、梶山先生が
最後に仰っていた「最大の予後因子は主治医である」という言葉にとても身が引き締まりました。大切なのはまさに慈心妙手なのですね。それでは今週もよろしくお願いいたします。

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